“拵附”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こしらえつ50.0%
こしらえつき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無論、飛切り上等の拵附こしらえつきで、刀剣道楽の大立物其日庵主が大自慢のシロモノであったが、そののち、法螺丸が頭山満を訪問して
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
江戸ではまだ敵討の願を出したばかりで、かみからそんな沙汰もないうちに、九郎右衛門は意気揚から拵附こしらえつきの刀一腰ひとこしと、手当金二十両とを貰って、姫路を立った。それが正月二十三日の事である。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)