“拝揖”の読み方と例文
読み方割合
はいゆう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
久之進は拝揖はいゆうして辞去した、使者の行先を間違えたばかりではない、とんでもない相手にとんでもない口上を述べてしまった。
粗忽評判記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
老臣たちに異存はなかった、玄蕃が拝揖はいゆうして恩命を謝すると、列座の人々もいちようによろこびを述べた。
青竹 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
信次はしずかに拝揖はいゆうしながら云った。
死処 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)