トップ
>
押徹
ふりがな文庫
“押徹”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おしとお
66.7%
おしとほ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おしとお
(逆引き)
一人は
年齢
(
ねんぱい
)
二十二三の男、顔色は
蒼味
(
あおみ
)
七分に土気三分、どうも
宜
(
よろ
)
しくないが、
秀
(
ひいで
)
た
眉
(
まゆ
)
に
儼然
(
きっ
)
とした眼付で、ズーと
押徹
(
おしとお
)
った鼻筋、
唯
(
ただ
)
惜
(
おしい
)
かな口元が
些
(
ち
)
と尋常でないばかり。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
心配なのは数学の奴だが、それをも無理に
狼狽
(
あわ
)
てた
鵜呑
(
うのみ
)
式で
押徹
(
おしとお
)
そうとする、又不思議と或程度迄は
押徹
(
おしとお
)
される。尤も是はかね
合
(
あい
)
もので、そのかね
合
(
あい
)
を外すと、
落
(
おっ
)
こちる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
押徹(おしとお)の例文をもっと
(2作品)
見る
おしとほ
(逆引き)
一度言ひ出したら是が非でも
押徹
(
おしとほ
)
さねばやまない暴君的な荒い気性の人だつたから、たとひ腹の中ではどう思つて居ても、今更自分の口から森田との結婚を許すとも言はれない、といふやうな
乳の匂ひ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
押徹(おしとほ)の例文をもっと
(1作品)
見る
押
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
徹
常用漢字
中学
部首:⼻
15画
“押”で始まる語句
押
押入
押籠
押込
押立
押被
押付
押戴
押遣
押上
“押徹”のふりがなが多い著者
加能作次郎
二葉亭四迷