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托
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たの
ふりがな文庫
“
托
(
たの
)” の例文
「知っているとも、
先刻
(
さっき
)
倉蔵が先生の手紙を持って来たが、不在中家の事を
托
(
たの
)
むと書いてあった」
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
与次郎に切符の販売
方
(
かた
)
を何枚
托
(
たの
)
まれたのかと聞くと、何枚でも売れる丈
托
(
たの
)
まれたのだと云ふ。
余
(
あま
)
り売れ
過
(
す
)
ぎて演芸場に
這入
(
はい
)
り切れない恐れはないかと聞くと、
少
(
すこ
)
しは
有
(
あ
)
ると云ふ。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「あとにお尋ねあったときは
出水
(
でみず
)
や
近火
(
ちかび
)
のあった折、そちの屋敷にとどめてくれるようにと、ねもごろなお
托
(
たの
)
みでございました。その折にいただいた黄金もいまだにたいせつに所持いたしております。」
玉章
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
“托”の意味
《名詞》
物を載せておく台や受け皿。
(出典:Wiktionary)
托
漢検準1級
部首:⼿
6画
“托”を含む語句
仮托
托言
屈托
茶托
一蓮托生
結托
托児所
托胎
托鉢
托鉢僧
依托
屈托気
嘱托
委托
蓮托生
托塔
花托
言托
托送
請托
...