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屈托気
ふりがな文庫
“屈托気”の読み方と例文
読み方
割合
くったくげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くったくげ
(逆引き)
写生文家のかいたものには何となくゆとりがある。
逼
(
せま
)
っておらん。
屈托気
(
くったくげ
)
が少ない。したがって読んで
暢
(
の
)
び暢びした気がする。
写生文
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
其処で喬介は、大きなアフリカ産の牡虎が、
屈托気
(
くったくげ
)
に昼寝をしている姿を見詰めながら暫く深い思案に陥っていた。が、急に向き直って、晴れ渡った大空の一角に眼をやった。
デパートの絞刑吏
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
軒下
(
のきした
)
から奥を
覗
(
のぞ
)
くと
煤
(
すす
)
けた
障子
(
しょうじ
)
が立て切ってある。向う側は見えない。五六足の
草鞋
(
わらじ
)
が
淋
(
さび
)
しそうに
庇
(
ひさし
)
から
吊
(
つる
)
されて、
屈托気
(
くったくげ
)
にふらりふらりと揺れる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
屈托気(くったくげ)の例文をもっと
(3作品)
見る
屈
常用漢字
中学
部首:⼫
8画
托
漢検準1級
部首:⼿
6画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
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屈托
屈托顔
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屈託気
退屈気
“屈托気”のふりがなが多い著者
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