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委托
ふりがな文庫
“委托”の読み方と例文
読み方
割合
いたく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたく
(逆引き)
別後の情を細叙するにもいとまあらず、引かれて大臣に
謁
(
えっ
)
し、
委托
(
いたく
)
せられしは
独逸語
(
ドイツご
)
にて
記
(
しる
)
せる
文書
(
もんじょ
)
の急を要するを翻訳せよとの事なり。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
縁は
異
(
い
)
なもので、ゴルドン伝を書いた翌々年「
寄生木
(
やどりぎ
)
」の主人公から突然「寄生木」著作の事を
委托
(
いたく
)
された。恩人たる乃木将軍の為めにと云う彼の
辞
(
じ
)
であった。余は例に無く
乗地
(
のりじ
)
になって引受けた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
私はこの世の智慧にのみ工藝を托すまい。それは自然の前には小さな智慧に過ぎないからである。私がなぜ工藝の未来を天才にのみ
委托
(
いたく
)
しないか、私がなぜ聡明な知識にのみ工藝を依存せしめないか。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
委托(いたく)の例文をもっと
(3作品)
見る
委
常用漢字
小3
部首:⼥
8画
托
漢検準1級
部首:⼿
6画
“委托”で始まる語句
委托品
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徳冨健次郎
徳冨蘆花
柳宗悦
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