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手釦
ふりがな文庫
“手釦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てぼたん
50.0%
てボタン
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てぼたん
(逆引き)
そこで、卓子に
肱
(
ひじ
)
をつくと、青く
鮮麗
(
あざやか
)
に
燦然
(
さんぜん
)
として、異彩を放つ
手釦
(
てぼたん
)
の宝石を
便
(
たより
)
に、ともかくも
駒
(
こま
)
を並べて見た。
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
立花は
怯
(
お
)
めず、
臆
(
おく
)
せず、
驚破
(
すわ
)
といわば、
手釦
(
てぼたん
)
、襟飾を隠して、あらゆるものを見ないでおこうと、胸を据えて、
静
(
しずか
)
に
女童
(
めのわらわ
)
に従うと、空はらはらと星になったは、雲の切れたのではない。
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手釦(てぼたん)の例文をもっと
(1作品)
見る
てボタン
(逆引き)
目は
手釦
(
てボタン
)
の上にとまつた。
留
(
と
)
めの方がとれかかつて釦がぶらりと下つて居た。あわててそれを
篏
(
は
)
め直しながら
公判
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
手釦(てボタン)の例文をもっと
(1作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
釦
漢検準1級
部首:⾦
11画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手釦”のふりがなが多い著者
平出修
泉鏡花