トップ
>
手軽
>
てがる
ふりがな文庫
“
手軽
(
てがる
)” の例文
旧字:
手輕
母親を欺す
空泣
(
そらなき
)
の気の替り目
手軽
(
てがる
)
にて「聞いた/\」の出にて二重より飛び下るる所は、舞台もゆるぐばかりの勢にて気味よし。
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
その行列は存外
手軽
(
てがる
)
で、僅かに与力同心と小者の
類
(
たぐい
)
と同勢十人足らずで、甲州街道を上って行きました。
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それでS、H
氏
(
し
)
とこゝで
逢
(
あ
)
つたのを
幸
(
さいわ
)
ひに
私
(
わたし
)
は
手軽
(
てがる
)
にその
事
(
こと
)
を
話
(
はな
)
したのであつた。するとS、H
氏
(
し
)
は「
危険
(
きけん
)
だな——」といふやうな
口吻
(
こうふん
)
を
卒然
(
そつぜん
)
洩
(
も
)
らしたものであつた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
扨天ぷら斗りでは、異国仕入の毛類に等しく、
酒好口
(
さけのみくち
)
に重ければ、一寸
手軽
(
てがる
)
にあつさりと、
洗魚
(
あらひ
)
に
碗盛
(
わんもり
)
塩焼ぐらい、地織結城の
活魚
(
ぢまはり
)
もので、ざこば料理も初めよ、と御進めゆゑにとりあへず
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
赤茄子
(
あかなす
)
スープ(
手軽
(
てがる
)
) 秋 第二百四十七 二十銭料理
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
▼ もっと見る
引越
(
ひっこ
)
しは
例
(
れい
)
によって
至極
(
しごく
)
お
手軽
(
てがる
)
でございました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ヘットの
手軽
(
てがる
)
製法
(
せいほう
)
夏 第百六十四 食物の臭気
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
“手軽”で始まる語句
手軽法