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手癖
ふりがな文庫
“手癖”の読み方と例文
読み方
割合
てくせ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てくせ
(逆引き)
百にも、おしげにも、
理
(
わけ
)
がわからなかったのである。兄弟子たちは、出てゆく百へうしろ指をさして、
手癖
(
てくせ
)
がわるいとささやき合った。
野槌の百
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ああ
無闇矢鱈
(
むやみやたら
)
に料理を
拵
(
こしら
)
えるのか? どうして蔵の中があんなに
空
(
から
)
になっているのか? どうして女中頭はああ
手癖
(
てくせ
)
が悪いのか? どうして下男どもはあんなに不潔で
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
何
(
いず
)
れも同説で、
夫
(
そ
)
れから
陸
(
おか
)
に
上
(
あがっ
)
て茶屋見たような処に行て、
散々
(
さんざん
)
酒を
飲
(
のん
)
でサア船に帰ると云う時に、誠に
手癖
(
てくせ
)
の悪い話で、その茶屋の廊下の棚の上に
嗽茶椀
(
うがいぢゃわん
)
が一つあった
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
手癖(てくせ)の例文をもっと
(6作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
癖
常用漢字
中学
部首:⽧
18画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手癖”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
福沢諭吉
吉川英治
江戸川乱歩
岡本綺堂