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戻橋
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もどりばし
ふりがな文庫
“
戻橋
(
もどりばし
)” の例文
それでも彼が渡辺の綱に腕を斬られたという
戻橋
(
もどりばし
)
の鬼女の話をした時に、娘の美しい眉は少しひそめられた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
恐らく一番貧乏
籤
(
くじ
)
を引いたのは氏政だろう。首は氏照と一緒に、京都一条の
戻橋
(
もどりばし
)
で
梟
(
さら
)
されて居るのである。
小田原陣
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
私もし、青柳町へ寄らないで、この
体
(
てい
)
を見ると、いよいよ
戻橋
(
もどりばし
)
だ。紅葉の下で生血を吸う……ね。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
三十前から
綱
(
つな
)
では行かぬ恐ろしの腕と
戻橋
(
もどりばし
)
の狂言以来かげの
仇名
(
あだな
)
を
小百合
(
さゆり
)
と呼ばれあれと言えばうなずかぬ者のない
名代
(
なだい
)
の
色悪
(
いろあく
)
変ると言うは世より心不めでたし不めでたし
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
応永のころ一条
戻橋
(
もどりばし
)
に立って
迅烈
(
じんれつ
)
な
折伏
(
しゃくぶく
)
を事とせられたあの日親という御僧——、
義教
(
よしのり
)
公の
怒
(
いかり
)
にふれて、舌を切られ
火鍋
(
ひなべ
)
を
冠
(
かぶ
)
らされながら
遂
(
つい
)
に
称名
(
しょうみょう
)
念仏を口にせなんだあの無双の
悪比丘
(
あくびく
)
は
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
▼ もっと見る
応永のころ一条
戻橋
(
もどりばし
)
に立つて
迅烈
(
じんれつ
)
な
折伏
(
しゃくぶく
)
を事とせられたあの日親といふ御僧——、
義教
(
よしのり
)
公の
怒
(
いかり
)
にふれて、舌を切られ
火鍋
(
ひなべ
)
を
冠
(
かぶ
)
らされながら
遂
(
つい
)
に
称名
(
しょうみょう
)
念仏を口にせなんだあの無双の
悪比丘
(
あくびく
)
は
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
“戻橋(一条戻橋)”の解説
一条戻橋(いちじょうもどりばし)は、京都市上京区の、堀川に架けられている一条通の橋である。単に戻橋ともいう。
(出典:Wikipedia)
戻
常用漢字
中学
部首:⼾
7画
橋
常用漢字
小3
部首:⽊
16画
“戻”で始まる語句
戻
戻路
戻過
戻天
戻税
戻足
戻道
戻太子
戻腕車
戻駕籠