“憂(うれへ)” の例文
同時に又あらゆるクリストの弟子たちは「いたく憂(うれへ)て死ぬばかり」な彼の心もちを理解せずに橄欖の下に眠つてゐる。…………
西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
右両説の孰(いづ)れを取(と)るも同じと雖も、奈何(いかん)せん十日間の食糧を以て探検(たんけん)の目的(もくてき)を果さんとの心算なれば、途中如何なる故障(こしやう)の起(おこ)るありて一行餓死(がし)の憂(うれへ)あるやも計られず
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)