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慈
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やさ
ふりがな文庫
“
慈
(
やさ
)” の例文
お浪
暁天
(
あかつき
)
の鐘に眼覚めて猪之と一所に寐たる床より
密
(
そつ
)
と出るも、朝風の寒いに火の無い中から起すまじ、も少し
睡
(
ね
)
させて置かうとの
慈
(
やさ
)
しき親の心なるに
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
さあ遠慮を捨てて
急
(
せ
)
かずに、老衲をば
朋友
(
ともだち
)
同様におもうて話すがよい、とあくまで
慈
(
やさ
)
しき
注意
(
こころぞえ
)
。
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
も少し
睡
(
ね
)
させておこうとの
慈
(
やさ
)
しき親の心なるに、何もかも知らいでたわいなく寝ていし
平生
(
いつも
)
とは違い、どうせしことやらたちまち飛び起き、
襦袢
(
じゅばん
)
一つで夜具の上
跳
(
は
)
ね廻り跳ね廻り、厭じゃい厭じゃい
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
と飽くまで
慈
(
やさ
)
しき
注意
(
こゝろぞへ
)
。
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
“慈”の解説
慈(じ)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
慈
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“慈”を含む語句
慈愛
慈悲
慈母
御慈悲
慈悲心鳥
仁慈
慈悲深
慈眼
慈善
慈善市
慈姑
御仁慈
大慈
慈光寺
山慈姑
慈悲善根
慈眼視衆生
御慈愛
慈光
慈愍
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