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愛執
ふりがな文庫
“愛執”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あいしゅう
90.9%
あいしふ
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいしゅう
(逆引き)
「
青山
(
せいざん
)
愛執
(
あいしゅう
)
の色に塗られ、」「
緑水
(
りょくすい
)
、
非怨
(
ひえん
)
の糸を永く
曳
(
ひ
)
く」などという古人の詩を見ても人間現象の姿を、むしろ現象界で確捕出来ず
所詮
(
しょせん
)
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
屍体
(
したい
)
の肌は、もう
葡萄色
(
ぶどういろ
)
になっていた。わしは、わしの
愛執
(
あいしゅう
)
のために、
老母
(
おふくろ
)
のそうした醜い顔をいつまでもこの世に
曝
(
さら
)
しておくのを罪深く思った。
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
愛執(あいしゅう)の例文をもっと
(10作品)
見る
あいしふ
(逆引き)
愛執
(
あいしふ
)
の
薔薇
(
さうび
)
におとす。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
愛執(あいしふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“愛執”の意味
《名詞》
愛執(あいしゅう)
(もとは仏教語)あるものを、いつくしんで執着すること。悟りの妨げとされる。
(出典:Wiktionary)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
執
常用漢字
中学
部首:⼟
11画
“愛”で始まる語句
愛
愛嬌
愛想
愛撫
愛宕
愛惜
愛宕山
愛相
愛憎
愛娘
“愛執”のふりがなが多い著者
吉川英治
幸田露伴
上田敏
夏目漱石
岡本かの子
田中貢太郎