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意圖
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いと
ふりがな文庫
“
意圖
(
いと
)” の例文
新字:
意図
あやめの話は、
處女
(
をとめ
)
らしくたど/\しいものでした。でも平次は
巧
(
たく
)
みにその話を整理していくと、曲者の
意圖
(
いと
)
が何處にあつたかが判るやうな氣がしました。
銭形平次捕物控:090 禁制の賦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
嘸
(
さぞ
)
うちたての
蕎麥
(
そば
)
を
罵
(
のゝし
)
つて、
梨
(
なし
)
に
醉
(
よ
)
つてる
事
(
こと
)
だらう。まだ
其
(
それ
)
は
勝手
(
かつて
)
だが、
斯
(
かく
)
の
如
(
ごと
)
き
量見
(
りやうけん
)
で、
紅葉先生
(
こうえふせんせい
)
の
人格
(
じんかく
)
を
品評
(
ひんぺう
)
し、
意圖
(
いと
)
を
忖度
(
そんたく
)
して
憚
(
はゞか
)
らないのは
僭越
(
せんゑつ
)
である。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
圖
部首:⼞
14画
“意”で始まる語句
意
意気地
意味
意外
意地
意見
意識
意嚮
意久地
意氣