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悲觀
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ひかん
ふりがな文庫
“
悲觀
(
ひかん
)” の例文
新字:
悲観
それにも、うきねといふ
言葉
(
ことば
)
に
憂
(
う
)
きといふ
厭
(
いや
)
な、
情
(
なさけ
)
ない
悲觀
(
ひかん
)
すべき
意味
(
いみ
)
の
言葉
(
ことば
)
が、
音
(
おん
)
から
感
(
かん
)
じられる
習慣
(
しゆうかん
)
になつてゐます。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
往々
(
おう/\
)
にして極めて
愍
(
あは
)
れむべき
悲觀
(
ひかん
)
に
陷
(
おちい
)
ることあるなり、
之
(
これ
)
に
加
(
くわ
)
ふるに頑愚の迷信あり、誤謬の理論あり、惑溺の癡心あり、無憑の恐怖あり、盲目の驕慢あり、涯なき天と底なき地の間に
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
自分
(
じぶん
)
はそれはなんとも
思
(
おも
)
つてゐないが、しかし、
時々
(
とき/″\
)
悲觀
(
ひかん
)
すべき
世間
(
せけん
)
だ、とおもふ
氣
(
き
)
がする。
自分
(
じぶん
)
の
妻
(
つま
)
や
子
(
こ
)
が、
厭
(
いや
)
だ/\と
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
のことをいふにつれて、
厭
(
いや
)
に
思
(
おも
)
はれるこの
世
(
よ
)
よといふのです。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
悲
常用漢字
小3
部首:⼼
12画
觀
部首:⾒
24画
“悲觀”で始まる語句
悲觀的