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悦
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よろこば
ふりがな文庫
“
悦
(
よろこば
)” の例文
私の心は
悦
(
よろこば
)
しさに充ちて居ります。それは皆様といふ沢山なお友達を得ることが出来たからであります。
〔編輯余話〕
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
始の程は何者の
美形
(
びけい
)
とも得知れざりしを、医員の中に例の
困
(
くるし
)
められしがありて、
名著
(
なうて
)
の
美人
(
びじ
)
クリイムと
洩
(
もら
)
せしより、いとど人の耳を驚かし、目を
悦
(
よろこば
)
す種とはなりて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
用がなければ用がないと
云
(
いっ
)
て寄越せ、又学問を勉強して不死半生の色の青い大学者になって
帰
(
かえっ
)
て来るより、筋骨
逞
(
たくま
)
しき無学文盲なものになって帰て来い、その方が余程
悦
(
よろこば
)
しい。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
僕は無上に
悦
(
よろこば
)
しくなって、つかつかとその店へ入って、僕自身の理髪日を繰上げてまでも、店主坂下君を煩わし、壁間に掲げてある、東京美髪協会総裁×爵大××麿閣下より
賜
(
たま
)
わりし
青バスの女
(新字新仮名)
/
辰野九紫
(著)
滝が仰山な舌鼓を打つて、彼女の料理の腕前を最大級の讚め言葉を放つて賞美すると、彼女は真から
悦
(
よろこば
)
しさうに顔をあからめて深味のこもつた上眼を輝かせました。
舞踏会余話
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
“悦”の解説
悦(えつ)は、漢姓の一つ。『鄭通志』、商の武丁に仕えた大臣が姓とした。北魏の時代に昌黎郡を本貫とする鮮卑族の姓として、悦綰、悦寿、悦真の名前が見える。昌黎悦氏は鮮卑の二字姓であった悦力氏を漢風に一字姓の悦氏に改めたものだと言われている。2023年においても、河北省や山西省、四川省で言い伝えられている。また、総人口1億人の稀姓とされた。
(出典:Wikipedia)
悦
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
“悦”を含む語句
喜悦
大悦
法悦
恐悦
悦喜
光悦
愉悦
悦服
御喜悦
大恐悦
底悦喜
宗悦
悦気
不悦
打喜悦
満悦
悦楽
怡悦
本阿弥光悦
大満悦
...