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『舞踏会余話』
ふりがな文庫
『
舞踏会余話
(
ぶとうかいよわ
)
』
川の向ひ側の山裾の芝原では、恰度山の神様の祭りの野宴がはじまるところでした。——月のはじめに、月毎に催される盛大な祝宴です。一ト月の間で流れをせきとめるほど川ふちに溜る製材の破片を広場の中央に塚ほどに積みあげて四方から火を放ちます。そして山 …
著者
牧野信一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝春秋 第六巻第二号」文藝春秋社、1928(昭和3)年2月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
沈黙
(
しゞま
)
悦
(
よろこば
)
切
(
しき
)
吾家
(
うち
)
呼吸
(
いき
)
容易
(
たやす
)
止絶
(
とぎ
)
祝詞
(
のりと
)
諾
(
き
)
長閑
(
のどか
)