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満悦
ふりがな文庫
“満悦”の読み方と例文
旧字:
滿悦
読み方
割合
まんえつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんえつ
(逆引き)
映画はスクリーンの上に、羞らいを捨てて、
妖
(
あや
)
しく躍りだした。大勢の会員たちが自然に発する気味のわるい
満悦
(
まんえつ
)
の声が、ひどく耳ざわりだった。
蠅
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
父の顔を見母の顔を見姉の顔を見、煮豆
佃煮
(
つくだに
)
のごちそうに
満悦
(
まんえつ
)
して、腹の底を傾けての笑い、ありたけの声を出しての叫び、この人のためにだれもかれも、すべての
憂
(
う
)
き
事
(
こと
)
を忘れさせられる。
水籠
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
その時彼は痴川殺害の事実に
就
(
つい
)
ては実は
殆
(
ほと
)
んど考えてはいなかった。ただ彼はこの手紙を受け取った痴川の狂暴な混乱を思い浮べるだけで
満悦
(
まんえつ
)
を感じていた。数日が流れた。無論返書は来なかった。
小さな部屋
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
満悦(まんえつ)の例文をもっと
(8作品)
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“満悦”の意味
《名詞》
満悦(まんえつ)
とても満足し悦ぶこと。
(出典:Wiktionary)
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
悦
常用漢字
中学
部首:⼼
10画
“満”で始まる語句
満
満更
満足
満腔
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満々
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満天星
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検索の候補
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御満悦
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“満悦”のふりがなが多い著者
伊藤左千夫
織田作之助
海野十三
吉川英治
萩原朔太郎
坂口安吾