“快絶”の読み方と例文
読み方割合
くわいぜつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春枝夫人(はるえふじん)の笑顏(えがほ)は天女(てんによ)の美(うる)はしきよりも美(うる)はしく、仰(あほ)ぐ御空(みそら)には行(ゆ)く雲(くも)も歩(あゆみ)をとゞめ、浪(なみ)に鳴(な)く鳥(とり)も吾等(われら)を讃美(さんび)するかと疑(うたが)はるゝ。此(この)快絶(くわいぜつ)の時(とき)、忽(たちま)ち舷門(げんもん)のほとりに尋常(たゞ)ならぬ警戒(けいかい)の聲(こゑ)が聽(きこ)えた。