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心腹
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しんぷく
ふりがな文庫
“
心腹
(
しんぷく
)” の例文
大人
(
たいじん
)
の
手足
(
しゅそく
)
となって才子が活動し、才子の
股肱
(
ここう
)
となって
昧者
(
まいしゃ
)
が活動し、昧者の
心腹
(
しんぷく
)
となって牛馬が活動し得るのはこれがためである。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「県の
押司
(
おうし
)
で、じつはこの晁蓋とは、義兄弟といってよいほど、日ごろ、
心腹
(
しんぷく
)
の
誼
(
よしみ
)
を結んでいた人です」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
斉は
斉泰
(
せいたい
)
なり、黄は
黄子澄
(
こうしちょう
)
なり、練は
練子寧
(
れんしねい
)
なり、
而
(
しか
)
して方は即ち
方正学
(
ほうせいがく
)
なり。燕王にして功の成るや、もとより
此
(
この
)
四人を得て
甘心
(
かんしん
)
せんとす。道衍は王の
心腹
(
しんぷく
)
なり、
初
(
はじめ
)
よりこれを知らざるにあらず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
君臣 おのづから
心腹
(
しんぷく
)
なり。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“心腹”の意味
《名詞》
心と腹。
心中。胸のうち。
(出典:Wiktionary)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許