御越おこし)” の例文
幸ひ小野田が後家の身の上をたのみければ君太夫も大坂者ゆゑ一しほ思ひり夫はさぞ御難儀なるべし片田舍かたゐなかなれども當分御凌おしのぎに淺草今戸の町へ御越おこしあれとて荷物を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
折角せつかく御越おこしやさかい、山中やまぢうさがしましたがたつたぽんほか見附みつかりまへなんので、えらどんこととす」
茸の香 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
「貴殿に対して遺恨あり、武道のならひにて果合はたしあひ致度、明朝七ツ時、赤羽橋辻あかばねばしつじまで御越おこしあり度」
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
たのみける故七右衞門は委細呑込のみこみ然る上はすけ十郎樣郷右衞門樣とても此方こなたあられては宜しからず御兄弟樣の御供して手前の方へ御越おこしなさるべしとてばん建部たてべ夫婦の者もともに主從都合六人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)