“御談”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おだん40.0%
おはなし20.0%
おんだんじ20.0%
おんはなし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくに私は東京府から御払の地所を買請かいうけたまでの事なれば、府の命に服従するのみ、何か思召おぼしめしもあらば府庁へ御談おだんしかるべしとはね付ける。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
粗末そまつに致したる儀に聞えもわるく其の上世間へパツと露顯ろけん致しては奉公ほうこうも出來ぬ故彼是と心をいためながら今日まで待合まちあはせて居ましたが今日うけたまはればお前樣へ公儀おかみより下され候由に付右の御談おはなし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
権少参事村上半蔵より申来まうしきたる如左さのごとし然者しかれば貴様儀御隠居様御不快為御看病出府被仰付候処、更に在番被仰付候旨、創殿はじむどの被仰渡候間、御談おんだんじ申候、以上。六月七日。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
夜四時軍監より御談おんはなし左之通。昨九日向地より戦状申越、只今青森表より申来。九日八字官軍音辺おとべへ著。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)