“御笠”の読み方と例文
読み方割合
みかさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だがわたしは、まへほういとおもひます。なぜなれば、『おほぎみの御笠みかさやま』といふところに、ひとあたまが、もつれをかんじます。純粹じゆんすい單純たんじゆんにすっきりとはひつてないのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
「木の下露は雨にまされり(みさぶらひ御笠みかさと申せ宮城野みやぎのの)でございます」
源氏物語:15 蓬生 (新字新仮名) / 紫式部(著)
玖賀耳くがみみ御笠みかさ(こは人の名なり。)をらしめたまひき。