“御憐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おあは50.0%
おんあわれ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がらかや此間このあひだこといぶかしう、さら霜夜しもよ御憐おあはれみ、羽織はをりことさへとりへて、仰々ぎやう/\しくもなりぬるかな、あとなきかぜさわしのぶがはらむしこゑつゆほどのことあらはれて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
もはや最後も遠からず覚えそうろうまま一筆ひとふで残しあげ参らせ候 今生こんじょうにては御目おんめもじのふしもなきことと存じおり候ところ天の御憐おんあわれみにて先日は不慮のおん目もじ申しあげうれしくうれしくしかし汽車の内のこととて何も心に任せ申さず誠に誠におん残り多く存じ上げ参らせ候
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)