“御城下”の読み方と例文
読み方割合
ごじょうか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山男、西根山にしねやまにて紫紺のり、夕景ゆうけいいたりて、ひそかに御城下ごじょうか盛岡もりおか)へ立ちそうろううえ材木町ざいもくちょう生薬商人きぐすりしょうにん近江屋源八おうみやげんぱち一俵いっぴょう二十五もんにて売りそうろう
紫紺染について (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
東京はその地勢からいうと、木がすくなくかやあしが周囲に多く、自然にまかせて置けば草屋根の大きなものが、幾らでも立ちつづくべき御城下ごじょうかであった。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
芸州げいしゅう広島ひろしま御城下ごじょうかでございます。」
古千屋 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)