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御僧
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ごそう
ふりがな文庫
“
御僧
(
ごそう
)” の例文
それに
甲斐
(
かい
)
の国には、昔から轆轤首がおると申すから、まさしくこれは轆轤首、それなる
御僧
(
ごそう
)
の申し立ては、いつわりではござらぬぞ
轆轤首
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「なう/\あれなる
御僧
(
ごそう
)
、
我
(
わが
)
殿御かへしてたべ、
何処
(
いづく
)
へつれて行く事ぞ、男返してたべなう、いや御僧とは
空目
(
そらめ
)
かや」の一節。
「歌念仏」を読みて
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
所がその声がまだ終らない中に、西の廊からただ一人、悠然と庭へ御下りになった、尊げな
御僧
(
ごそう
)
がございます。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
『世には、寺院と寺院で、焼き打ちし合っている山法師もあれば、また、こういう奇特な
街
(
まち
)
の
御僧
(
ごそう
)
もある——』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おお、千枝太郎どの。ようぞ来てくだされた。この
御僧
(
ごそう
)
は物に狂うたそうな。不意にわたしを捉えてどこへか連れて行こうとする。どうぞ助けてくだされ」
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
▼ もっと見る
進められ夫は何か
仔細
(
しさい
)
の有さうな事シテ然樣に
拷問
(
がうもん
)
に掛るには何か
證據
(
しようこ
)
がなくてはならず何ぞ
遁
(
のが
)
れ難き證據にても有しやと
尋
(
たづね
)
らるゝに藤八
謹
(
つゝし
)
んで答ふる樣先月二十日は節が
實母
(
じつぼ
)
の七年
忌
(
き
)
祥當なるにより大井川の東上新田村と申處に
尊
(
たふと
)
き
御僧
(
ごそう
)
が在る故何卒母の
供養
(
くやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
御僧
(
ごそう
)
。生国は」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“御僧”で始まる語句
御僧様
御僧正