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後
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ウシロ
ふりがな文庫
“
後
(
ウシロ
)” の例文
が、或は皇太子伝としての位置から見て、其
後
(
ウシロ
)
み申した
早良
(
サハラ
)
太子——或は、他の男女皇子——の為の指導書として上つたものとも、文学史的には考へられる。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
必ズ中途ニ迎ヘ戦ハンニ、他ノ間道ヨリ奇兵ヲ放チテ、
砦
(
トリデ
)
ノ背後ニ廻シ、多クノ下小屋(兵舎)ヲ焼カシメナバ、中川勢火ヲ見テ、
後
(
ウシロ
)
ニモ戦ヒ有リト思ヒ、急ニ
引退
(
ヒキノ
)
ク
気
(
ゲ
)
ニ浮キ立ツベシ。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すなわちこれは後方がシリヘ(すなわち
後
(
ウシロ
)
)、羊蹄がシである。このシリベシ山は北海道後志の国から胆振の国に跨って聳ゆるマッカリヌプリの事で一に蝦夷富士と呼び昔から著名な高山である。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
古言の鼓うちひゞかせて、
後
(
ウシロ
)
向かじ、背見せじと、進まざらむや。
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“後(
前後
)”の解説
前後(ぜんご・まえうしろ)とは、六方位(六方)の名称の一つで、縦や奥行を指す方位の総称。この内、進む方向を前(まえ)、これと対蹠に退く方向を後(うしろ)という。
古くは「まへ」・「しりへ」とも呼ばれた。「へ」は方向を指し、「まへ」は目の方向、「しりへ」は背の方向である。
(出典:Wikipedia)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“後”を含む語句
後退
最後
後妻
午後
背後
後日
後生
後方
其後
以後
後継
後日譚
前後
後裔
後々
向後
後見
後宮
後来
明後日
...