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往来
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おもて
ふりがな文庫
“
往来
(
おもて
)” の例文
旧字:
往來
余
(
あま
)
り
烈
(
はげ
)
しい
往来中
(
わうらいなか
)
ではいかず、と
云
(
い
)
つて
衆人
(
ひと
)
の
目
(
め
)
に立たぬければ
不可
(
いかぬ
)
から、
入口
(
はいりぐち
)
を
横町
(
よこちやう
)
へ
附
(
つ
)
け、
表
(
おもて
)
の
方
(
はう
)
は三四
間
(
けん
)
の所を
細
(
こま
)
かい
格子作
(
かうしづくり
)
に
拵
(
こしら
)
へ、
往来
(
おもて
)
の
方
(
はう
)
へ
看板
(
かんばん
)
を
懸
(
か
)
けました。
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「もう腹を立ててるんだわ! なんだつてこんな時分にいらつしたの? ときどき、人が多勢で
往来
(
おもて
)
をあちこちしてるぢやありませんか……。あたし、からだぢゆうがぶるぶる顫へて……。」
ディカーニカ近郷夜話 前篇:05 五月の夜(または水死女)
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
「あ。……
神輿
(
みこし
)
が通るのかな。
往来
(
おもて
)
はたいへんな騒ぎらしい」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
パラースカは家の閾を跨ぐがはやいか、自分のからだが白い
長上衣
(
スヰートカ
)
を著た若者の腕に抱きすくめられたのを感じた。彼はおほぜいの人だかりといつしよに、
往来
(
おもて
)
で彼女を待ち受けてゐたのであつた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:03 ソロチンツイの定期市
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
往
常用漢字
小5
部首:⼻
8画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“往来”で始まる語句
往来中
往来際
往来止
往来側
往来傍
往来状
往来繁
往来餽遺