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張板
ふりがな文庫
“張板”の読み方と例文
読み方
割合
はりいた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はりいた
(逆引き)
子供の
群
(
むれ
)
がめんこや
独楽
(
こま
)
の遊びをしている
外
(
ほか
)
には至って人通りの少い
道端
(
みちばた
)
の
格子戸先
(
こうしどさき
)
で、
張板
(
はりいた
)
に
張物
(
はりもの
)
をしていた。
すみだ川
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
時に身じろぎをしたと
覚
(
おぼ
)
しく、
彳
(
たたず
)
んだ僧の姿は、
張板
(
はりいた
)
の横へ揺れたが、ちょうど浜へ出るその二頭の猛獣に
護
(
まも
)
られた砂山の横穴のごとき入口を、幅一杯に
塞
(
ふさ
)
いで立った。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
竹であんだ
干籠
(
ほしかご
)
に、丸いおせんべの原形が干してあったのも、その
傍
(
かたわら
)
にあたしの着物を張った
張板
(
はりいた
)
がたてかけてあったのも、その廻りを飛んでいた黄色の蝶と、飛び去ってしまった。
旧聞日本橋:02 町の構成
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
張板(はりいた)の例文をもっと
(8作品)
見る
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
板
常用漢字
小3
部首:⽊
8画
“張板”の関連語
張物板
板張
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張
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板張
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厚板張
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永井荷風
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吉川英治
海野十三
泉鏡花
野村胡堂