“延上”の読み方と例文
読み方割合
のびあが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若草は鬢髪を逆立て、片膝を立て、怨めしそうに堀切の方を延上って見詰めた時の凄いこと、実にながらの幽霊でございます。
ギルは帳場の支配人と何事か談合っていたが、すぐ宿帳を見せてくれた。泉原はギルの後ろから延上って帳簿の上に目をさらした。しグヰンの名はどのにも見当らなかった。
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)
て津國屋の老母お八重は偶然目を四邊を見るにお菊の見えざれば如何せしやと延上りて見廻せども勝手にも居ざる樣子ゆゑ倩々思ふ樣我長々の病氣にても立ず身體自由ならぬ大病を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)