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延上
ふりがな文庫
“延上”の読み方と例文
読み方
割合
のびあが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のびあが
(逆引き)
若草は
鬢髪
(
びんはつ
)
を逆立て、片膝を立て、怨めしそうに堀切の方を
延上
(
のびあが
)
って見詰めた時の凄いこと、実に
生
(
いき
)
ながらの幽霊でございます。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ギルは帳場の支配人と何事か
談合
(
はなしあ
)
っていたが、すぐ宿帳を見せてくれた。泉原はギルの後ろから
延上
(
のびあが
)
って帳簿の上に目をさらした。
然
(
しか
)
しグヰンの名はどの
頁
(
ページ
)
にも見当らなかった。
緑衣の女
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
斯
(
かく
)
て津國屋の老母お八重は
偶然
(
ふと
)
目を
覺
(
さま
)
し
四邊
(
あたり
)
を見るに
嫁
(
よめ
)
お菊の見えざれば如何せしやと
延上
(
のびあが
)
りて見廻せども勝手にも居ざる
樣子
(
やうす
)
ゆゑ
獨
(
ひとり
)
倩々
(
つく/″\
)
思ふ樣我長々の病氣にて
腰
(
こし
)
も立ず身體自由ならぬ大病を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
延上(のびあが)の例文をもっと
(3作品)
見る
延
常用漢字
小6
部首:⼵
8画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“延”で始まる語句
延
延喜
延々
延喜式
延暦寺
延引
延元
延宝
延享
延棒
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上作延
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作者不詳
三遊亭円朝