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廬
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イホリ
ふりがな文庫
“
廬
(
イホリ
)” の例文
宵闇の深くならぬ先に、
廬
(
イホリ
)
のまはりは、すつかり手入れがせられて居た。燈臺も大きなのを、寺から借りて來て、煌々と、油
火
(
ビ
)
が燃えて居る。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
宵闇の深くならぬ先に、
廬
(
イホリ
)
のまはりは、すつかり手入れがせられて居た。燈臺も大きなのを、寺から借りて來て、煌々と、油
火
(
ビ
)
が燃えて居る。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
宵闇
(
ヨヒヤミ
)
の深くならぬ先に、
廬
(
イホリ
)
のまはりは、すつかり手入れがせられて居た。灯台も大きなのを、寺から借りて来て、
煌々
(
クワウクワウ
)
と、
油火
(
アブラビ
)
が燃えて居る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
荒廢すれば繕ひ/\して、人は住まぬ
廬
(
イホリ
)
に、孔雀明王像が据ゑてあつた。
當麻
(
タギマ
)
の村人の中には、稀に、此が山田寺である、と言ふものもあつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
荒廢すれば繕ひ/\して、人は住まぬ
廬
(
イホリ
)
に、孔雀明王像が据ゑてあつた。
當麻
(
タギマ
)
の村人の中には、稀に、此が山田寺である、と言ふものもあつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
これで大和も、河内との境ぢやで、もう魂ごひの
行
(
ギヤウ
)
もすんだ。今時分は、郎女さまのからだは、
廬
(
イホリ
)
の中で魂をとり返して、ぴち/\しく居られようぞ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
これで大和も、河内との境ぢやで、もう魂ごひの
行
(
ギヤウ
)
もすんだ。今時分は、郎女さまのからだは、
廬
(
イホリ
)
の中で魂をとり返して、ぴち/\しく居られようぞ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
これで
大和
(
ヤマト
)
も、
河内
(
カハチ
)
との境ぢやで、もう魂ごひの
行
(
ギヤウ
)
もすんだ。今時分は、郎女さまのからだは、
廬
(
イホリ
)
の中で魂をとり返して、ぴち/\して居られようぞ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
夜
(
ヨル
)
の
間
(
マ
)
よりも暗くなつた
廬
(
イホリ
)
の中では、明王像の立ち
処
(
ド
)
さへ見定められぬばかりになつて居る。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
廬
漢検1級
部首:⼴
19画
“廬”を含む語句
廬堂
草廬
出廬
廬遮那
茅廬
廬入野
直廬
阪谷朗廬
廬戸
廬原
廬舎那仏
仮廬
廬山
旧廬
山廬
静廬
廬江
小諸山廬
廬山寺
伝経廬
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