“廬堂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
イホリダウ60.0%
いおりどう20.0%
いほりだう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また一時イツトキ廬堂イホリダウを𢌞つて、音するものもなかつた。日は段々けて、小晝コビルヌクみが、ほの暗い郎女の居處にも、ほつとりと感じられて來た。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
また一時いっとき廬堂いおりどうを廻って、音するものもなかった。日は段々けて、小昼こびるぬくみが、ほの暗い郎女の居処にも、ほっとりと感じられて来た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
また一時いつとき廬堂いほりだうを廻つて音するものもなかつた。日は段々けて、小昼こびるの温みが、ほの暗い郎女の居処にも、ほと/\と感じられて来た。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)