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いおりどう
ふりがな文庫
“いおりどう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
廬堂
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廬堂
(逆引き)
また
一時
(
いっとき
)
、
廬堂
(
いおりどう
)
を廻って、音するものもなかった。日は段々
闌
(
た
)
けて、
小昼
(
こびる
)
の
温
(
ぬく
)
みが、ほの暗い郎女の居処にも、ほっとりと感じられて来た。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
その後、自身の家の中でも、又
廬堂
(
いおりどう
)
に近い木立ちの陰でも、或は其処を見おろす山の上からでも、郎女に向ってする、ひとり語りは続けられて居た。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
廬堂
(
いおりどう
)
の近くに掘り立てた板屋に、こう長びくとは思わなかったし、まだどれだけ続くかも知れぬ此生活に、家ある者は、妻子に会うことばかりを考えた。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
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