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直廬
ふりがな文庫
“直廬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じきろ
50.0%
ヂキロ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じきろ
(逆引き)
大将は自身の
直廬
(
じきろ
)
のほうにいたのである。宮の御消息であるといって使いから女房が渡されたものを、尚侍はしぶしぶ読んだ。
源氏物語:31 真木柱
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
直廬(じきろ)の例文をもっと
(1作品)
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ヂキロ
(逆引き)
たとへば、貴人に於ける
直廬
(
ヂキロ
)
と謂つたもので、喪屋のやうな物を示したのではないか。其が茅屋と謂つた感じに近づけられてゐるのは事実だ。
和歌の発生と諸芸術との関係
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
直廬(ヂキロ)の例文をもっと
(1作品)
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“直廬”の解説
直廬(じきろ)とは、皇親・摂関・大臣・大納言などが宿直・休憩を行うために宮廷内に設置された部屋のこと。
休憩のほかに私的な会合などに用いられたが、摂関の場合は天皇近くで政務を執る必要からここを事実上の執務室として用いる場合もあった。更には除目・叙位などの重要な政務の決定も摂関の直廬で開催される場合もあった。
原則的には宮廷内に設置されていたが、里内裏などに御所があって宮廷内に空間が取れない場合は近隣の施設内に直廬が設置される場合もあった。
(出典:Wikipedia)
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
廬
漢検1級
部首:⼴
19画
“直”で始まる語句
直
直接
直々
直衣
直様
直垂
直截
直参
直義
直段
“直廬”のふりがなが多い著者
紫式部
折口信夫