“庶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちか33.3%
ねが33.3%
どう16.7%
しょ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自己にちかい生活をのみ生活と考へる誤謬から、少しは解放されるように努力したまへと云ひたい。
散歩 (新字旧仮名) / 佐佐木茂索(著)
ねがわくは駑鈍どどんつくし、姦凶を攘除じょうじょし、漢室を復興して、旧都に還しまつるべし。これ臣が先帝に奉じて、しかして、陛下に忠なる所以ゆえんの職分なり。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私お察し申してをります。ですから私決してくどい事は申上げません。少し聞いて戴きたい事が御座いますのですから、どうかそれだけいはして下さいまし
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
しょよ、庶よ。つつがないか。わが身も無事ではいるが、弟の康は亡くなってしもうたし、孤独の侘しさといってはない。そこへまた、曹丞相の命で、わが身は許都へさし立てられた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)