“黎庶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れいしょ50.0%
れいしよ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黎庶れいしょソノ所ニ安ンゼヨト。諸僚佐次ヲ以テ進ミテ拝ス。廟ノ門ヲ出デ別路ヲ取ツテ南ニ下リ小橋ヲ過ギテ浦口ニいたリ船ヲ買ツテ松島ニ赴ク。微雨たまたマ至ル。とまノ避クベキモノナシ。各傘ヲ張ル。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
時に州を領するの間滅亡する者其数幾許いくばくなるを知らず、いはんや存命の黎庶れいしよは、こと/″\く将門の為に虜獲せらるゝ也。
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)