“れいしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:レイショ
語句割合
隷書83.3%
鈴杵8.3%
黎庶8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
保永堂版の亀山の雪の曙、隷書れいしょ東海道の亀山城の元旦などを見ると、この考え方が決して出鱈目でたらめでないことがわかるはずです。
いやこうよりも匂いのたかい女脂にょしかおりがふんふんと如海和尚の打振る鈴杵れいしょもあやふやにし、法壇はただ意馬心猿の狂いを曼陀羅まんだらにしたような図になってしまった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
黎庶れいしょソノ所ニ安ンゼヨト。諸僚佐次ヲ以テ進ミテ拝ス。廟ノ門ヲ出デ別路ヲ取ツテ南ニ下リ小橋ヲ過ギテ浦口ニいたリ船ヲ買ツテ松島ニ赴ク。微雨たまたマ至ル。とまノ避クベキモノナシ。各傘ヲ張ル。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)