“庶流”の読み方と例文
読み方割合
しょりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別所家も赤松一族の庶流しょりゅうであり、小寺家も赤松の流れである。血に於ては近いものを持っている。いわゆる赤松氏の族流ぞくりゅうは、中国だけでも三十六家の多数に及んでいる。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
藩祖教景公のりかげこうこのかたここに五代、越前の名門庶流しょりゅう、あわせて三十七同族、世々恩顧おんこのさむらいを養うことも何十万、それがいま、祖先の地を敵兵に蹂躪じゅうりんされ、本城もちんとするのに
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また但馬たじま伯耆ほうき播磨はりまに散在している旧赤松一族の庶流しょりゅうを訪ね歩いて
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)