“底(そこい)” の例文
文(ふみ)をば否(いな)という字にて起したり。否、君を思う心の深き底(そこい)をば今ぞ知りぬる。君は故里(ふるさと)に頼もしき族(やから)なしとのたまえば、この地に善(よ)き世渡りのたつきあらば、留(とど)まりたまわぬことやはある。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)