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帰掛
ふりがな文庫
“帰掛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かえりがけ
80.0%
かえりが
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かえりがけ
(逆引き)
その健三には
昼食
(
ちゅうじき
)
を節約した
憐
(
あわ
)
れな経験さえあった。ある時の彼は表へ出た
帰掛
(
かえりがけ
)
に途中で買ったサンドウィッチを食いながら、広い公園の中を
目的
(
めあて
)
もなく歩いた。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
骨身に
徹
(
こた
)
える寒さに磯は大急ぎで新開の通へ出て、七八丁もゆくと金次という仲間が居る、
其家
(
そこ
)
を
訪
(
たず
)
ねて、十時過まで金次と将棋を指して遊んだが
帰掛
(
かえりがけ
)
に一寸一円貸せと頼んだ。
竹の木戸
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
帰掛(かえりがけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
かえりが
(逆引き)
三年も前から同じ師匠を
木挽町
(
こびきちょう
)
の
待合半輪
(
まちあいはんりん
)
というへ招き会社の
帰掛
(
かえりが
)
け
稽古
(
けいこ
)
に熱心している由を知って
互
(
たがい
)
にこれは奇妙と手を
拍
(
う
)
って笑った。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
帰掛(かえりが)の例文をもっと
(1作品)
見る
帰
常用漢字
小2
部首:⼱
10画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“帰”で始まる語句
帰
帰途
帰依
帰宅
帰路
帰趨
帰来
帰洛
帰京
帰省
“帰掛”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
国木田独歩
夏目漱石
森鴎外
永井荷風