“席次(せきじ)” の例文
席次(せきじ)不同(ふどう)に思(おも)ひ々々(/\)の座(ざ)を占(し)めてはゐるが、高聲(かうせい)に語(かた)るもの、笑(わら)ふものは一人(ひとり)もなかつた。僧(そう)は皆(みな)紺麻(こんあさ)の法衣(ころも)を着(き)て、正面(しやうめん)の曲彔(きよくろく)の左右(さいう)に列(れつ)を作(つく)つて向(むか)ひ合(あは)せに並(なら)んだ。其(その)曲彔(きよくろく)は朱(しゆ)で塗(ぬ)つてあつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)