“巨蛇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おろち50.0%
うわばみ33.3%
キョダ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
フ氏曰く、竜の形状は最初より一定せず、カルジアのチャーマットは躯に鱗ありて四脚両翼を具せるに、エジプトのアポピとギリシア当初の竜は巨蛇おろちに過ぎず。
おれもさ、狒々ひひ巨蛇うわばみなら、片腕で退治て見せらあ。「おいらだって天狗の片翼を斬って落すくらいなら、朝飯前だ。 ...
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
盗、畏震イシンシテ、速ヤカニアナヲ出デ、相顧ミテ、モノヲ云ワントスレバ、クチハ皆、ウルシニ閉ジラレテ開カズ、手ノ玉帯ヲ見レバ、各〻、怖ロシゲナル巨蛇キョダツカミテアリシト。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)