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岸岱
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がんたい
ふりがな文庫
“
岸岱
(
がんたい
)” の例文
その時はめでたいからと云うので、客間の
床
(
とこ
)
には必ず虎の
双幅
(
そうふく
)
を
懸
(
か
)
けた。これは
岸駒
(
がんく
)
じゃない
岸岱
(
がんたい
)
だと父が宗助に云って聞かせた事があるのを、宗助はいまだに記憶していた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
其時
(
そのとき
)
は
目出度
(
めでたい
)
からと
云
(
い
)
ふので、
客間
(
きやくま
)
の
床
(
とこ
)
には
必
(
かなら
)
ず
虎
(
とら
)
の
双幅
(
さうふく
)
を
懸
(
か
)
けた。
是
(
これ
)
は
岸駒
(
がんく
)
ぢやない
岸岱
(
がんたい
)
だと
父
(
ちゝ
)
が
宗助
(
そうすけ
)
に
云
(
い
)
つて
聞
(
き
)
かせた
事
(
こと
)
があるのを、
宗助
(
そうすけ
)
はいまだに
記憶
(
きおく
)
してゐた。
此
(
この
)
虎
(
とら
)
の
畫
(
ゑ
)
には
墨
(
すみ
)
が
着
(
つ
)
いてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“岸岱”の解説
岸岱(がんたい、天明2年(1782年)または天明5年(1785年) - 元治2年2月19日(1865年3月16日)は、江戸時代後期の絵師。岸駒の長子に生まれ、岸派の2代目として継承・発展させた。名は若い頃は国章、のち昌岱。字を君鎮。別号に卓堂、虎岳、紫水、同功館など。
(出典:Wikipedia)
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
岱
漢検準1級
部首:⼭
8画
“岸”で始まる語句
岸
岸辺
岸破
岸々
岸邊
岸壁
岸駒
岸和田
岸田俊子
岸區