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岐
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また
ふりがな文庫
“
岐
(
また
)” の例文
疲れた時には舟の小縁へ持って行って
錐
(
きり
)
を立てて、その錐の上に
鯨
(
くじら
)
の
鬚
(
ひげ
)
を据えて、その鬚に持たせた
岐
(
また
)
に
綸
(
いと
)
をくいこませて休む。これを「いとかけ」と申しました。
幻談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
巨人に根を肩にさせ自分は枝の
岐
(
また
)
に坐っているのを巨人一向気付かず一人して大木を担げ
行
(
ある
)
いたので
憊
(
つか
)
れてしまった、それから巨人の家に往って宿ると縫工夜間寝床に臥せず室隅に臥す
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
道が二
岐
(
また
)
に分かれるところに大きな
胡桃
(
くるみ
)
の樹が立っている、その右側に噴き井のあるのをみつけて、彼はまず顔を洗い、朝日のぬくぬくと射しつけている草の上に腰を下ろして鞄を開いた。
花咲かぬリラ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“岐”の解説
岐(き、901年 - 924年または946年)は、中国五代十国時代に鳳翔を中心に現在の陝西・甘粛・四川の一部地域を支配した国。建国者は李茂貞(856年 - 924年、初名は宋文通)。ただし、いわゆる「十国」からは除外されている。
(出典:Wikipedia)
岐
常用漢字
小4
部首:⼭
7画
“岐”を含む語句
岐路
岐道
分岐点
岐阜提灯
隠岐
八岐
二岐
讃岐
分岐
岐比佐都美
分岐道
伊邪那岐大神
両岐
阿岐豆野
土岐多良
阿羅岐
壱岐
岐阜
土岐
隠岐守
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