“尽未来際”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じんみらいざい75.0%
じんみらいさい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恰も太古から尽未来際じんみらいざいまで大きな河の流が流れ通してゐるやうに雨は降り通して居て、自分の生涯の中の或日に雨が降つて居るのでは無くて
観画談 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
今もって、いや、尽未来際じんみらいざい、俺は何とも、ほかに言うべき言葉を知らん。
湯島の境内 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ゆえに、われわれが今死するも、決してそのときに霊魂の滅するはずなく、永く相続して尽未来際じんみらいさいに及ぶ道理であります。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
仏教のいわゆる「久遠劫来くおんこうらい尽未来際じんみらいさい」(久遠劫から、未来のきわの尽くる)まで、不生不滅なることが知れます。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)