尽未来際じんみらいさい)” の例文
ゆえに、われわれが今死するも、決してそのときに霊魂の滅するはずなく、永く相続して尽未来際じんみらいさいに及ぶ道理であります。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
仏教のいわゆる「久遠劫来くおんこうらい尽未来際じんみらいさい」(久遠劫から、未来のきわの尽くる)まで、不生不滅なることが知れます。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
この理はよくわが良心の光を助けて、死後永く前路の向かうところを示し、尽未来際じんみらいさいを照らして、われわれに無上の安心、満足を与うるに至ることを忘れてはなりませぬ。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)