“未来際”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みらいざい66.7%
みらいさい33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども生命の流れは曠劫こうごうよりきたってみなもとを知ることあたわず、未来際みらいざいに流れてその尽頭じんとうを知ることができないのですよ。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
世界の大精神は不滅であると同時に、われわれの精神中にも不滅なるものあって、必ず未来際みらいざいを尽くして善悪因果の規則を満たすものとの信念が起こる。
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
久遠劫くおんこうより未来際みらいさいを尽くして永存することを知り、かつ、その死するは真の死にあらずして、かえって永世不死の門に入ることを知り、はじめてわが迷情中に安心の光明を認むることを得るは
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)