トップ
>
小耳
ふりがな文庫
“小耳”の読み方と例文
読み方
割合
こみみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こみみ
(逆引き)
のみならず彼が二三日
中
(
うち
)
に、江戸を立って
雲州
(
うんしゅう
)
松江
(
まつえ
)
へ
赴
(
おもむ
)
こうとしている事なぞも、ちらりと
小耳
(
こみみ
)
に挟んでいた。求馬は勿論喜んだ。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
内の職人どもが
言
(
ことば
)
を、
小耳
(
こみみ
)
にして居るさへあるに、
先刻
(
さっき
)
転んだことを、
目
(
ま
)
のあたり知つて居るも道理こそ。
処方秘箋
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
とひとり
言
(
ごと
)
のようにいいました。するとそれを
玄関先
(
げんかんさき
)
で
待
(
ま
)
っていた
宗任
(
むねとう
)
が
小耳
(
こみみ
)
にはさんで、
後
(
あと
)
で
義家
(
よしいえ
)
に
八幡太郎
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
小耳(こみみ)の例文をもっと
(9作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父
“小耳”のふりがなが多い著者
内田魯庵
楠山正雄
吉川英治
永井荷風
田山花袋
芥川竜之介
泉鏡花