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ねべや
ふりがな文庫
“
寝部屋
(
ねべや
)” の例文
わたしたちの
寝部屋
(
ねべや
)
をわたしはどんなに美しいと思ったろう。そこには白い
寝台
(
ねだい
)
がならんでいた。
窓
(
まど
)
は湖水を見晴らす
露台
(
ろだい
)
に向かって開いていた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
買い求めると番頭に
見咎
(
みとが
)
められぬように
棹
(
さお
)
と
胴
(
どう
)
とを別々に
天井裏
(
てんじょううら
)
の
寝部屋
(
ねべや
)
へ持ち込み
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
その時、女王様は立ち上って、
寝部屋
(
ねべや
)
へ行こうとされました。
ルルとミミ
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
とだけん
(著)
そこを書斎とも応接間とも
寝部屋
(
ねべや
)
ともしてきた。
嵐
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「おまえ、わたしがまっすぐに歩けるか見てやろうと思っているんだな。よし、この
行儀
(
ぎょうぎ
)
よくならんだしき石を一つ一つふんで、子どもの
寝部屋
(
ねべや
)
まで行けるかどうか、かけをしようか」
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
▼ もっと見る
たいていのびんぼう人の家がそうであるように、わたしたちの家の台所も、やはり
寝部屋
(
ねべや
)
をかねていた。
炉
(
ろ
)
のそばには食事の道具が
残
(
のこ
)
らずあった。
食卓
(
しょくたく
)
もパンのはこもなべも
食器
(
しょっき
)
だなもあった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
“寝部屋”の解説
寝部屋(ねべや)とは一般に民家の寝室を指す。あるいは、近代以前の日本の伝統的村落共同体の青年男女が自家を離れて起臥する合同の寝室を指す語でもあり、寝宿とも呼ばれた。
(出典:Wikipedia)
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“寝”で始まる語句
寝
寝衣
寝台
寝床
寝覚
寝室
寝転
寝惚
寝所
寝呆