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密樹
ふりがな文庫
“密樹”の読み方と例文
読み方
割合
みつじゆ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みつじゆ
(逆引き)
輙
(
すなは
)
ち橋を渡りて
僅
(
わづか
)
に行けば、日光
冥
(
くら
)
く、山厚く畳み、
嵐気
(
らんき
)
冷
(
ひややか
)
に
壑深
(
たにふか
)
く陥りて、
幾廻
(
いくめぐり
)
せる
葛折
(
つづらをり
)
の、後には
密樹
(
みつじゆ
)
に
声々
(
せいせい
)
の鳥呼び、前には
幽草
(
ゆうそう
)
歩々
(
ほほ
)
の花を
発
(
ひら
)
き、いよいよ
躋
(
のぼ
)
れば
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
假令
(
たとひ
)
どんな
物
(
もの
)
が
彼等
(
かれら
)
の
間
(
あひだ
)
を
隔
(
へだ
)
てようとしても
彼等
(
かれら
)
が
相
(
あひ
)
近
(
ちか
)
づく
機會
(
きくわい
)
を
見出
(
みいだ
)
したことは
鬱蒼
(
うつさう
)
として
遮
(
さへぎ
)
つて
居
(
ゐ
)
る
密樹
(
みつじゆ
)
の
梢
(
こずゑ
)
を
透
(
とほ
)
してどこからか
日
(
ひ
)
が
地上
(
ちじやう
)
に
光
(
ひかり
)
を
投
(
な
)
げて
居
(
ゐ
)
るやうなものであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
密樹(みつじゆ)の例文をもっと
(2作品)
見る
密
常用漢字
小6
部首:⼧
11画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
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